「欠点豆だけでコーヒーを淹れたら、どんな味になるのか?」

今回は、ガヨマウンテンの欠点豆だけを集めて
実際にコーヒーを淹れて飲んでみました。

結論からいうと、
淹れたて
意外にもそこまで強い違和感はありませんでした。

しかし、冷めるにつれて
渋み雑味が出やすくなり、熟しすぎたイチジクのような
過熟感・発酵感のある風味が目立ってきました。

この記事では、
欠点豆だけで淹れたコーヒーの味や、通常の豆との違いハンドピックで欠点豆を取り除く意味実体験ベースでご紹介します。

今回の検証は、
Instagramリールでもご紹介しています
▽欠点豆コーヒー試飲のリアクションはこちらをご覧ください▽

この記事では
インスタリールでは伝えきれなかった
欠点豆だけで淹れたコーヒーの味や、通常の豆との違い欠点豆を取り除く意味もう少し詳しく解説していきます。




欠点豆だけでコーヒーを淹れてみた【検証方法】

今回の検証で使ったコーヒー豆は
インドネシア スマトラ島産
ガヨマウンテンです。

ガヨマウンテンとは?味の特徴・産地・精製方法などはこちら

飲み比べるのはこちらの2種類。

①ピッキングした欠点豆だけを集めて淹れたコーヒー
ピッキング後のガヨマウンテンで淹れたコーヒー

どちらもガヨマウンテンですが、
欠点豆とピッキング後の正常豆を飲み比べました。

抽出方法については
どちらもハンドドリップで抽出しました。

欠点豆だけで淹れたコーヒーの味は?

淹れたては”強い違和感は無かった”

欠点豆だけで淹れたコーヒーを
実際に飲んでみた味の感想
“そこまで強い違和感を感じませんでした”

ただ、そう感じたのは
淹れた直後のみ

冷めてくると”過熟感や発酵感が目立った”

冷めてくると、
「熟しすぎた果物のような甘さ」
「発酵した果物のような酸味」
「渋味や舌に残るざらざら感」

これらが感じられるようになりました。

これらの味は
ガヨマウンテンの本来の特徴には無いものです。

特に発酵感嫌な甘さなどは
ガヨマウンテンにとっての雑味だと感じました。

(本来特徴が違和感になって出たもの)

ガヨマウンテンの本来の味

今回飲んだ欠点豆だけのコーヒーは、
ガヨマウンテン本来の特徴とは少し違う印象でした。

ここで、
本来のガヨマウンテンの味わいも整理しておきます。

ガヨマウンテンの本来の味は
焙煎具合によってこちらのような特徴があります。

中煎りだと
ピーチのようなフルーティな甘みとクリーンな酸味

中深煎りだと
カカオやココアのような甘苦さ

ガヨマウンテンは
インドネシアコーヒーの代表格である
マンデリンのようなアーシー感(土っぽさ)は控えめで

フルーティな甘さとクリーンな味わいが特徴。
強い苦味があまり得意でない方にもおすすめな
インドネシアコーヒーになります。

インドネシアコーヒーの特徴である
「土っぽさ(アーシー)の正体」 についてはこちらで詳しく解説しています。

欠点豆とは?コーヒーの味に影響する豆

欠点豆とは?
具体的にはどのような豆のことなのでしょうか。

【画像】欠点豆はこんな見た目

こちらの画像をご覧ください。

今回の検証で使った
欠点豆の一部(焙煎後)になります。

画像のコーヒー豆には
「欠けている豆」
「焙煎後の色が薄い茶色の豆」
「豆の中が空洞のもの」

などがあります。

欠点豆は
「未熟豆」「虫食い豆」「発酵豆」
などのようにいくつかのタイプに分けられます。

それぞれのタイプの豆によって
味への影響の出方が異なります。

欠点豆が出てしまう原因

欠点豆はどんなコーヒーにも必ず出ます

なぜなら、
「コーヒーは植物だから」です。

植物である以上、
虫食い豆が出る事もあります。

また、コーヒーの実は同じ木でも
熟すスピードが異なります
ので、
未熟豆熟しすぎた発酵豆も出てしまいます。

生産地でも様々な工夫がれれていますが
それでも欠点豆を無くすことはできないのです。

そのため、大切になってくるのが
我々のようなコーヒーを販売する人や
コーヒー生産地の加工所で行うピッキング作業です。




欠点豆を取り除くピッキングとその効果

欠点豆を取り除く工程の事を
ピッキングと言います。

コーヒーは販売まで何度もピッキングされている

コーヒーが商品として販売されるまでに
生産地の加工所、日本の販売元、日本のロースターなどで
繰り返しピッキング作業を行います

今回検証で使ったガヨマウンテンも
欠点豆が見つかったものの、
生産地であるインドネシアの加工所にて
ピッキング作業が既に行われたものです。

これは、不良品ということではなく
生豆の状態では見分けづらい欠点豆もあり、
焙煎後のピッキングで見つかる欠点豆もあるためです。

ピッキングの効果「雑味を減らし、本来の特徴を感じやすくする」

加工所・焙煎前・焙煎後などで
何度もピッキングを重ねることで

そのコーヒー本来の特徴を感じやすくなります。
(雑味が少なくなる)

今回の検証で使ったガヨマウンテンで言うと
・ピーチのようなフルーティな甘み
・カカオやダークココアのようなコク
・すっきりとした後味
これらの特徴が飲んだ時に感じやすくなります。

一方で、欠点豆が多く残っている
・熟しすぎた果物のような甘み
・発酵した果物のような酸味
・後味が残る感じ
などのような雑味が出てしまいます。

これは他の種類の豆でも言えることで、
そのコーヒーが本来持つ特徴(味や香り)を
最大限に引き出す為には、

欠点豆をできるだけ取り除くことが大切です。

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インドネシアコーヒー完全ガイドはこちら

まとめ

今回はインドネシアコーヒー解説
「【検証】欠点豆だけ集めて飲んでみた!」

について解説をしてきました。

欠点豆だけで淹れたコーヒーは、
淹れたてでは意外と強い違和感はありませんでしたが、
冷めるにつれて雑味や過熟した果実のような違和感が目立ってきました。

今回の検証を通して
欠点豆を取り除くピッキングの大切さを再確認することができました。

最後までご覧いただきありとうございました!

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