マンデリンには、産地流通名によって
「マンデリン アチェ」
「マンデリン トバコ」
「マンデリン リントン」
など、いくつかの種類があります。

どれもインドネシア・スマトラ島で作られるコーヒーですが、
産地の違いによって、香りや味わいの印象が少しずつ異なります。

簡単にまとめると、

マンデリン アチェは、カカオ、ダークチョコレートのような苦味。
マンデリン トバコは、濃厚なコク、独特な大地を思わせる風味(アーシー)。
マンデリン リントンは、しっかりした苦味やハーブ感。

という特徴があります。

この記事では、
マンデリンの主な種類や、それぞれの味わいの違い選び方についてわかりやすく解説します。

マンデリンの種類は主に3つ

マンデリンの種類は、主に産地や流通名によって
「マンデリン アチェ
「マンデリン トバコ
「マンデリン リントン
などに分けて紹介されることがあります。

どれもインドネシア・スマトラ島で作られるコーヒーですが、
産地の違いによって、香りや味わいの印象が異なります。

簡単にまとめると、以下のような違いがあります。

種類主な産地味わいの特徴
マンデリン アチェスマトラ島北部・アチェ州カカオ、ダークチョコレートのような苦味
マンデリン トバコトバ湖周辺濃厚なコク、独特な土っぽさ(アーシー)
マンデリン リントントバ湖南部・リントン周辺しっかりした苦味、ハーブ感

そもそもマンデリンとは?

マンデリンとは、インドネシア スマトラ島で作られるアラビカ種コーヒーです。

日本でも人気の高いインドネシアコーヒーのひとつで、
深いコク、しっかりした苦味、ハーブのような香りが特徴です。

また、「アーシー」と表現される、土っぽい(大地を思わせる)風味もマンデリンの特徴として知られています。

マンデリンで使われる表現「アーシー」とは?
独特な土っぽさを解説!

酸味は少なく、苦味やコクを楽しむ銘柄なので、
焙煎具合は、深煎りで飲まれることが多いです。

ちなみに、マンデリンは「品種名」ではありません。

全日本コーヒー公正取引協議会 表示規則によると
マンデリンは以下のように定義されています。

(参照:https://www.ajcft.org/agreement/index.html

13) マンデリン : インドネシアの北スマトラ州及びアチェ州(タケンゴン周辺のガヨマウンテン生産地区を除く)にて生産されたアラビカコーヒー豆をいう。

https://www.ajcft.org/agreement/20241001_agreement.pdf
レギュラーコーヒー及びインスタントコーヒーの表示に関する公正競争規約(2024年10月1日)

そのため、同じマンデリンでも、
アチェ、トバコ、リントンなど、産地流通名によって味わいの印象が変わります。




マンデリン アチェ・トバコ・リントンの違い

マンデリンは、同じスマトラ島のコーヒーでも、産地によって味わいの印象が変わります。

ここでは、代表的な
「マンデリン アチェ
「マンデリン トバコ
「マンデリン リントン
の違いを紹介します。

マンデリンの一般的な特徴については
こちらの記事で詳しく解説しています。

マンデリン アチェの特徴

マンデリン アチェは、スマトラ島北部のアチェ州で作られるマンデリンです。

アチェ州は、インドネシアの中でもアラビカ種の栽培が盛んな地域のひとつです。

味わいは、マンデリンらしいコクや苦味に加えて、
ダークチョコレートやカカオのような風味が特徴です。

(私は高カカオチョコレートに近い印象だと感じています)

奥深い苦味を楽しみたい方におすすめのマンデリンです。

マンデリン トバコの特徴

マンデリン トバコは、スマトラ島北部のトバ湖周辺で作られるマンデリンです。

トバ湖周辺は、スマトラ島を代表するコーヒー産地のひとつです。

味わいは、
しっかりとしたコク、大地を思わせる「アーシー」な風味が特徴です。

マンデリンらしい「アーシー」な風味を感じたい方初めてマンデリンを選ぶ方にもおすすめしやすい種類です。

マンデリン リントンの特徴

マンデリン リントンは、トバ湖の南側にあるリントン周辺で作られるマンデリンです。

トバコと産地が近いながらも、味の印象は少し異なります。

味わいは、
しっかりした苦味ハーブのような香り大地を思わせる風味(アーシー)が特徴です。

特にハーブ感を感じやすいのが、リントン産マンデリンの特徴です。

マンデリンの特徴の中でもアーシーな風味よりも、ハーブ感を強く感じたい方におすすめのマンデリンです。




ガヨマウンテンはマンデリンの種類に入る?

マンデリンの種類を調べていると、
「ガヨマウンテンもマンデリンの一種なの?」
と気になる方もいるかもしれません。

ガヨマウンテンは、インドネシア・スマトラ島北部のアチェ州ガヨ高地で作られるコーヒーです。

アチェ州で作られるコーヒーという点ではマンデリン アチェと近いですが、ガヨマウンテンは「特定地域銘柄コーヒー」に指定されています。

アチェ州の中でも特に定められた3つの県(タケンゴン地区)で作られたコーヒーのみが、ガヨマウンテンとして流通することができるのです。

味わいも、重厚な苦味や大地感が特徴のマンデリンとは少し異なり、
フルーティな甘みと香り、クリーンな後味を感じやすいコーヒーです。

ガヨマウンテンの味の特徴やマンデリンとの違いについて
より詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

まとめ|マンデリンは産地によって味わいが変わる

今回はインドネシアコーヒー解説
「マンデリンの種類」

について解説をしてきました。

マンデリンはひとくくりにされることも多いですが、
産地流通名によって、

マンデリン アチェ
マンデリン トバコ
マンデリン リントン

などに分けて紹介されることがあります。

同じスマトラ島で作られるコーヒーでも、
産地によって香りや味わいの印象は少しずつ異なります。

マンデリン アチェは、ダークチョコレートのような奥深い苦味を楽しみたい方におすすめです。

マンデリン トバコは、マンデリンらしいコクや甘み、アーシーな風味を楽しみたい方に向いています。

マンデリン リントンは、しっかりした苦味やハーブ感を感じたい方におすすめです。

マンデリンを選ぶときは、
どの産地のマンデリンなのかにも注目してみると、より自分好みのコーヒーを見つけやすくなります。

最後までご覧いただきありとうございました!

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