こんにちは

こちらは「アマドコーヒー」です!

今回は“商品開発記②”
シングルオリジンロブスタコーヒー
「ロブスタコーヒーにも種類がある」
について取り上げていきます。

<Xのフォローもお願いします!

当ブログを運営する
「アマドコーヒー」
2025年9月現在

自治体の補助金を受けながら
シングルオリジンロブスタコーヒー
(インドネシア スマトラ島 ランプン州産)
商品化に向けた調査と試作を行っています。

今後、地域のロースターさん
xフォロワーのみなさんを対象とした
試飲会も予定しているところです。

記事カテゴリー「商品開発記」では
今後もシングルオリジンロブスタ商品化への
進捗状況をお届けしていきます。

ご覧いただけると
商品開発の励みになりますので、
今後ともよろしくお願いいたします。

第2回目の今回は
「ロブスタ種コーヒーにも種類がある」
について取り上げていきます。




ロブスタ種にも種類があるって知ってる?

まずは
「ロブスタ種にも種類があるって知ってる?」
について取り上げていきます。

当方が現在商品化を目指している
シングルオリジンロブスタコーヒー
“インドネシア スマトラ島 ランプン州産”
という事を前回の記事で取り上げました。

▽こちらの記事▽

【商品開発記①】シングルオリジンロブスタコーヒー「生豆産地」【アマドコーヒー】

ロブスタ種コーヒー
ざっくりと産地ごとに種類分けがされて
・インドネシア産ロブスタ
・ベトナム産ロブスタ
・インド産ロブスタ

のように分けられる事が多いと思います。

一方で、

アラビカ種コーヒーだと
インドネシア国内だけでも
細かな種類(銘柄)
として
・マンデリン(スマトラ島北部)
・ガヨコーヒー(タケンゴン地区など)
・トラジャ(スラウェシ島)

などに分かれます。

しかしながら、
私たち日本人にはあまり馴染みがないですが
「ロブスタ種にも細かな種類」
存在するのです。

インドネシア ランプンロブスタの細かな種類

ここからは
“ネスレ インドネシア”の記事を参考に
「インドネシア ランプンロブスタの種類」
についてご紹介していきます。

<参考記事>
https://www.nescafe.com/id/id-id/budaya-kopi/pengetahuan/ciri-khas-kopi-lampung
『ネスレインドネシア インドネシアで人気のコーヒー「ランプンコーヒー」の特徴と特徴を知る』
※リンク先はインドネシア語表記です。

アントロブスタ【小ぶりな豆なことから付いた愛称】

まず取り上げるのは
「アントロブスタ」です。

“アント”は「アリ」という意味

アリのように小ぶりなコーヒー豆という事で
この名前が付いたとされています。

アントロブスタは
アラビカ種のコーヒーと混ぜることで
より美味しくなると言われています。

ロブスタ・ラナン【男性向けコーヒーという意味】

続いて、取り上げるのは
「ロブスタ・ラナン(ラナンコーヒー)」
です。

“ラナン”はジャワ語で「男性」という意味

現地の古くからの言い伝えとして
ラナンコーヒーを飲むと
男性の活力が上がるという話があるようです。

インドネシアではラナンコーヒーと呼ばれる
この種類のコーヒーですが、

一般的には(国際的には?)
「ピーベリー」と呼ばれるコーヒー豆になります。

ピーベリーについての解説はこちら
引用元:https://www.ucc.co.jp/enjoy/trivia/atcl054/
『UCC コーヒートリビア 054』

熟したサクランボのように真っ赤なコーヒーの実。通常は、一つの実の中にフラットビーン(平豆)と呼ばれる豆が2粒向い合わせで入っています。そのなかに、ごく稀に丸っこい豆が混ざっていることも。グリーンピースのようにころんとした姿から、その稀少な豆はピーベリー(丸豆)と呼ばれています。フラットビーンとは選別して集められ、オリジナルの加工・焙煎をして仕上げるので、その味わいは独特のまろやかさと甘みで高評価! 高級品として珍重されるのも頷けます。
愛嬌のある小粒なボディには旨みがまるっと詰まってるんですね。

そのため、
「ロブスタ・ラナン(ラナンコーヒー)」
ロブスタ種の種類というよりは

“ロブスタ種のピーベリーだけを集めた商品”
ということになります。




ELBグレード ロブスタコーヒー【ロブスタのグレード】

次に取り上げるのは
「ELBグレード ロブスタコーヒー」
です。

“ELB”はインドネシア ロブスタコーヒーの
規格(グレード)
になります。

インドネシア国内のロブスタコーヒー規格は
様々あり、かなり複雑になってます。

その中でも
ELBは「特大豆」と呼ばれるもので
コーヒー豆の粒がとても大きなものに
なります。

一般的にロブスタ種コーヒーの粒は
アラビカ種よりも大きな事が多い
ですが、

そんなロブスタ種の中でも
特に粒が大きなものにELBのグレードが
付与されるということです。


(画像:ランプンロブスタコーヒー)
※この豆はELBグレードではありません

<参考記事>
https://fnb.coffee/ja/blog/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%8D%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%94%A3%E3%83%AD%E3%83%96%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%AD%89%E7%B4%9A/?srsltid=AfmBOoqvmrgWT9FwthZCk0AvmmJuirvGl-CiyrsOwySEPzUchJSgVLly
『インドネシア産ロブスタコーヒーの等級:EK1、グレード1、AP、ELB、BC』
※リンク先はインドネシア語の記事です。

ロウィロブスタ【ロウィ(Lowi)地方産のロブスタ】

最後に取り上げるのは
「ロウィロブスタ」です。

“ロウィ(Lowi)”は地名を表していて
ロウィロブスタは
“ロウィ地方産のロブスタコーヒー”
という意味になります。

こちらはネスレインドネシアの
参考記事を英訳したものになります。

• Lowi Robusta Coffee: This Lampung coffee comes from the Lowi region and is known for its unique roasting process.roastingwhich is cutting edge, so that the quality and taste are said to be of high quality.

太字にした
「from the Lowi region」
にあるように
「Lowi地方産」という事ですが

グーグルマップや英語版ウィキペディアなど
探してみたものの
“Lowi”の場所は発見できませんでした。

詳しい場所については、次の機会に
取引先農園の方に聞いてみたいと思います。

ロウィロブスタの特徴としては
ロウィ地方は焙煎方法がユニークなようで

その焙煎によって
品質、味ともにインドネシア国内で
評価を受けていると言われています。

【スマトラ式(ウェットハル)とは?】インドネシア発コーヒー精製方法を解説!

アマドコーヒーのランプンロブスタはどれ?

最後にアマドコーヒーのランプンロブスタは
「どの種類にあたるのか?」
について取り上げていきます。

取引先コーヒー農園に問い合わせたところ
おそらく
「ロウィロブスタ」「アントロブスタ」
“だろう”という話でした。

現地の小規模農家では
ロブスタの細かな種類まで把握はしていない
ところもあるようです。

もしくは、
「収穫後に一次乾燥までやって業者に売る」
と言っていたことから推測すると

小規模農家からコーヒーを買い集めた業者が
コーヒー豆の粒大きさなどを基準に
選別をしているのかなと予想されます。

このあたりも
今後、分かり次第こちらのブログにて
情報を発信していきたいと考えています。

【沈殿コーヒー】インドネシア式の飲み方を解説!注意点とおいしく飲むコツ【アマドコーヒー】

まとめ

今回は商品開発記②
シングルオリジンロブスタコーヒー
「ロブスタコーヒーにも種類がある」
について解説をしてきました。

今後とも、
「週1ペース」商品開発記シリーズ
更新していきます。

当方「アマドコーヒー」の
“シングルオリジンロブスタコーヒー”
商品開発の進捗状況をご覧いただけたら
とても嬉しいです。

最後までご覧いただきありとうございました!

当ブログ「アマドコーヒー」では
インドネシアコーヒーについての情報を
日々発信しています。

ぜひ他の記事もご覧くださいね!