
ピーベリーとは、通常はコーヒーの実の中に2つ入っている種子が、1つだけで丸く育ったコーヒー豆のことです。
一般的なコーヒー豆は、2つの種子が向かい合って育つため片面が平たい形をしています。一方、ピーベリーは1つだけで育つため、全体的に丸みのある形になるのが特徴です。
今回の記事では、実際にインドネシア産コーヒーのピーベリーを普通豆と比較しながら、生豆の形、焙煎後の印象、実際に飲んで感じた味わいをレビューしていきます。
ピーベリーとは?普通のコーヒー豆との違い

ピーベリーとは、通常はコーヒーの実の中に2つ入っている種子が、1つだけで丸く育ったコーヒー豆のことです。
普通の豆は2つの種子が向かい合って育つため片面が平たくなり、ピーベリーは1粒だけで育つため丸みのある形になります。
普通豆とピーベリーの違いを図にすると、以下のようになります。

ピーベリーは見た目に特徴がある珍しい豆ですが、味わいは産地・精製方法・焙煎度合いによっても変わります。
ピーベリーが珍しいといわれる理由

ピーベリーが珍しいといわれる理由は、通常のコーヒー豆に比べてできる量が少ないためです。
ピーベリーができる割合は産地や収穫ロットによっても変わりますが、一般的には収穫量の5〜10%前後と説明されることが多いです。
収穫された豆の中に一部だけ混ざるため、通常の豆とは分けて商品化される場合もあります。
なお、ピーベリーは「特定の品種名(銘柄名)」というより、コーヒーの実の中で自然に発生する、少し珍しい形の豆のことを指します。
そのため、仮に「マンデリンピーベリー」といった場合には、
“インドネシア産マンデリン(銘柄名)の中でもピーベリー(豆の形状)だけを集めたもの”
という形でイメージすると分かりやすいです。
インドネシアコーヒーの種類や産地について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
▶ インドネシアコーヒーとは?味の特徴・種類・産地・銘柄を解説
ガヨマウンテンのピーベリーと普通豆を比較
こちらの画像は、
今回取り寄せたインドネシア・スマトラ島アチェ州産「ガヨマウンテン」のサンプルです。
なお、ガヨマウンテンの産地や味の特徴については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
▶ ガヨマウンテンとは?特徴・産地・味わいを解説
左側がピーベリー、右側が普通豆です。

画像で見ると、ピーベリーは普通豆に比べて全体的に丸みがあり、ころんとした形をしています。
一方、普通豆は平たい面があるものが多く、ピーベリーと並べると形の違いが分かりやすいです。
ガヨマウンテンの普通豆とピーベリーを飲み比べ

ガヨマウンテンの普通豆とピーベリーをそれぞれ焙煎し、実際に飲み比べてみました。
ピーベリーは見た目に丸みがあり、普通豆とは違った見た目の特徴があります。
ただし、ピーベリーだからといって、普通豆より必ずおいしくなるわけではありません。
コーヒーの味わいは、豆の形だけでなく、産地、精製方法、焙煎度合いによっても変わります。
実際に飲み比べた感想は、
ピーベリーの方が味にまとまりがあるような印象を受けました。
しかし、正直なことを言うと、私は明確な違いは感じられませんでした。
そのため、普通豆とピーベリーの間には味や香りの面で明確に違いが出るものではないと言えるでしょう。
まとめ

今回はインドネシアコーヒー解説
「ピーベリーと普通豆の違い」
について解説をしてきました。
見た目には丸みがあり、普通豆とは違った印象があります。
一方で、ピーベリーだからといって必ず普通豆よりおいしいとは限りません。
味わいは産地や精製方法、焙煎度合いによっても変わります。
そのため、ピーベリーは「普通豆より上の豆」というより、見た目の珍しさや飲み比べの楽しさを味わえるコーヒー豆だと感じました。
最後までご覧いただきありとうございました!
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