こんにちは

こちらは「アマドコーヒー」です!

今回は“コーヒーのギモン”
「コーヒーの雑味の正体と取る方法」
について取り上げていきます。

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コーヒーブロガーが
コーヒーの味の表現を解説するシリーズ

今回は「雑味」を取り上げます。

“コーヒーの雑味”
このワードを
見聞きしたことがあるかと思います。

ただ、雑味はと何か?と聞かれても…
という方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回の記事では
「コーヒーの雑味」について

・コーヒーの雑味ってどんな味?
・コーヒーの雑味の原因と正体
・雑味を取るにはどうしたら良い?

これらの順に解説していきます。

ぜひ最後までご覧くださいね!




コーヒーの雑味ってどんな味?

まずは、
「コーヒーの雑味はどんな味がするのか?」
について取り上げていきます。

「コーヒーの雑味」と言いますが、
“どの味が雑味なのか?”

この部分について解説します。

雑味があるコーヒーを飲んだ時に
感じる味として
・(嫌な)えぐみ
・(嫌な)渋み
・(嫌な)酸味

これらが挙げられます。

『嫌な』という部分がポイントです。

えぐみ、渋みは
そもそも出ない方が良いですが、

酸味に関しては
酸味が特徴のコーヒーもあるので、
出た方が良い場合もあります。

その場合の酸味は
「雑味ではない訳です」

難しいですよね…

ざっくりと言うと

コーヒー豆が本来持つ
「味や香り、風味を邪魔するものを
雑味と呼びます」

【コーヒーの「コク」とは】コクがあると何が良い?コク深いコーヒーを選ぶコツ

コーヒーの雑味の原因(正体)と取り除く方法

続いて、コーヒーの雑味の
「原因(正体)と取り除く方法」
について取り上げていきます。

コーヒーが本来持つ味や香りを邪魔する
雑味が出てしまう原因の中で

コーヒー豆にある原因は大きく以下の2つです。
・コーヒー豆が劣化している
→鮮度が落ちて酸化している
・コーヒー豆の品質が良くない
→欠点豆が多い

コーヒー豆が劣化している

まずは、
「コーヒー豆が劣化している場合」です。

コーヒーを買って時間が経ったものは
コーヒー自体が劣化して雑味が出てしまいます。

焙煎した状態のコーヒー豆を
目にすることが多い私たちは
「コーヒーが植物である事を忘れがちです」

コーヒーはもともとこんな感じの
赤い実の中に入っている種子なのです。

「コーヒーは生もの(生鮮食品)である」
とも言われます。

コーヒーの雑味を出さないためには
なるべく新鮮なコーヒー豆を使うようにしましょう。

コーヒーの品質が良くない(欠点豆が多い)

もうひとつの原因として
「コーヒー豆の品質が良くない場合」です。

これは正直私たちが対策するのは難しいです。

コーヒーの焙煎前の「生豆」のなかには

“欠点豆”と呼ばれる
状態が悪い豆がどうしても含まれます。

欠点豆とは具体的に言うと
・カビや虫食いがある豆
・割れている豆、欠けている豆

などです。

これらの欠点豆は
生産国や販売業者が機械を通したり
ハンドピックをして取り除きます。

しかし、ものによっては欠点豆が
多く残ってしまっている物があるのも現実です。
(※多くの場合は取り除かれています)

そのため、コーヒー生豆の状態で購入して
自分で焙煎する場合は
焙煎前に自分でもう一度ハンドピックを
すると雑味にあたる可能性は減らせます。




淹れ方によっても雑味が出る

最後に
「コーヒーの淹れ方によっても雑味が出る」
について取り上げていきます。

コーヒー豆に原因があるのではなく、
コーヒーの淹れ方に原因があって
雑味が多くなってしまう場合もあります。

沸騰直後のお湯でコーヒーを淹れる

まずは
「沸騰直後のお湯でコーヒーを淹れている」
です。

これ結構やっちゃいがちですよね。

しかし、コーヒーに使うお湯の適温
“85℃~90℃”と言われています。

沸騰直後だと温度が高すぎるのです。
(高すぎると雑味が抽出され過ぎてしまう)

沸騰した後に少し時間を置いてから
コーヒーを淹れるようにしましょう。

ゆっくりとコーヒーを淹れすぎている【抽出時間が長い】

もう一つの原因は
「ゆっくり淹れすぎている」です。

“抽出時間が長すぎる”ということです。

これもやっちゃいがちです。
(私もいっぱい抽出したくてやりがちです)

長時間かけて抽出すると
確かにコーヒーの成分を多く抽出できます。

しかし、多く抽出できるという事は
雑味も多く抽出されていまいます。

そのため、ハンドドリップで淹れる場合
「2分~2分30秒くらい」を目安に
コーヒーを淹れるようにしましょう。

【コーヒー雑学】深煎りと浅煎りの違い!味やカフェイン量も変わるの知ってた?

まとめ

今回は
「コーヒーの雑味の正体と取る方法」
について解説をしてきました。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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