こんにちは
こちらは「アマドコーヒー」です!

今回は“インドネシアコーヒー解説”
「ガヨマウンテン(ガヨコーヒー)の特徴」
について取り上げていきます。
当ブログを運営する
インドネシアコーヒー専門店
「アマドコーヒー」
立ち上げまでのストーリーをアニメ化!
インドネシア人青年と
コーヒー飲めないパートのおばちゃんが
コーヒー会社を設立する
当社の設立時期の実話に基づいた物語です。
<登場人物>

アマド(主人公)
インドネシア スマトラ島でコーヒー農園を営む青年。
お父さんと兄弟たちと協力してコーヒー栽培をしている。
アマドの夢は
「自分の農園のコーヒーを日本で広める事」
夢を叶えるために
インドネシアの日本語学校で勉強に励み、
ついに日本に渡るチャンスを得た。
アマド青年の日本での挑戦がはじまる。
インドネシアが世界に誇るコーヒー銘柄
「ガヨマウンテン」
インドネシア スマトラ島の
限られた地域で栽培されたコーヒーにのみ
この銘柄を名乗ることが許される
特別なコーヒーです。
今回の記事では
当ブログを運営する「アマドコーヒー」が
インドネシアコーヒーを取り扱っている経験や
ガヨマウンテンを栽培する現地農家さんから
聞いたお話などを交えながら
“スマトラの秘宝”
「ガヨマウンテン」の特徴を
徹底解説します。
よく混同されがちな
「マンデリン」と「ガヨマウンテン」の違い
についても詳しく取り上げますので
ぜひ最後までご覧ください。
ガヨマウンテンの産地

(画像:ガヨマウンテンの生豆)
まずは
「ガヨマウンテンの産地」
について取り上げていきます。
ガヨマウンテンの産地は
「インドネシア スマトラ島“ガヨ高原地区”」
または「スマトラ島 “タケンゴン地区”」
です。
これらの地域で栽培されている
アラビカ種コーヒーの事を
「ガヨマウンテン(ガヨコーヒー)」と呼びます。
ガヨコーヒーを取り扱っている
多くのサイトを見ると
「ガヨ高原地区」「タケンゴン地区」と
記載されている事が多いのですが、
それらは厳密には正確ではありません。
(行政上の住所としては正確ではない)
ガヨマウンテンの産地は
スマトラ島 アチェ州のこれらの3県
「中央アチェ県」
「べネルメリア県」
「ガヨルエス県」
にまたがる標高が高い地域
こちらの地図で示した
「タワール湖」周辺
標高1,100m~1,800mの地域になります。
これらの地域には
古くから「ガヨ族」が暮らしており
彼らが代々この土地で栽培してきたコーヒー
ということから
「ガヨマウンテン(ガヨコーヒー)」
という銘柄名がつけられました。
「ガヨマウンテン」と「マンデリン」との違い

続いて、
「ガヨマウンテン」と「マンデリン」の違い
について取り上げていきます。
スマトラ島のコーヒー銘柄といえば
「マンデリン」も有名ですよね。
スマトラ島を産地とする
アラビカ種コーヒーという点では
「ガヨマウンテン」と「マンデリン」は
同じと言えます。
ここからはこの2つの銘柄の違いについて
解説していきます。
スマトラ島でも栽培地域が違う

「ガヨマウンテン」と「マンデリン」の違い
として
一つ目に「栽培地域」が挙げられます。
ガヨマウンテンの栽培地域は
先ほど書いたように
「アチェ州のタワール湖周辺の3つの県」
になります。
ガヨマウンテン
「インドネシアのスマトラ島タケンゴン地区にて生産されたアラビカコーヒー豆をいう。」
一方で、
マンデリンの栽培地域は
「”ガヨマウンテン栽培地域以外”の
スマトラ島北部地域」
(アチェ州、北スマトラ州)
になります。
マンデリン
「インドネシアの北スマトラ州及びアチェ州(タケンゴン周辺のガヨマウンテン生産地区を除く)にて生産されたアラビカコーヒー豆をいう。」
ざっくりと言ってしまうと、
ガヨマウンテン栽培地域以外の
スマトラ島北部産アラビカ種コーヒーが
「マンデリン」になる
ということです。
「ガヨマウンテン」の栽培地域
→スマトラ島アチェ州
「中央アチェ県」「エネルメリア県」「ガヨルエス県」
にまたがる地域(ガヨ高地/タケンゴン地区)
「マンデリン」の栽培地域
スマトラ島北部のガヨ高地以外の地域
「アチェ州」「北スマトラ州」
精製方法が違う

「マンデリン」と「ガヨマウンテン」の違い
2つ目は「精製方法」です。
コーヒーの精製とは
コーヒー実からコーヒー生豆の状態にする
工程のことです。
スマトラ島では伝統的に
「スマトラ式(ウェットハル/ギリンバサ)」
と呼ばれる方法が採用されています。
マンデリンの多くは
「スマトラ式」で精製されていて、
スマトラ式で精製されることにより
「アーシー」と呼ばれる
大地や土を感じさせる
独特の味や香りに仕上がります。
一方で、ガヨマウンテンは
「水洗式(ウォッシュド)」
「ハニープロセス」
「ワイニープロセス」
など
必ずしも
「スマトラ式」ではない
様々な精製方法が採用されています。
「マンデリン」
→スマトラ式で精製される事が多い
(スマトラ式以外を採用している農園もある)
「ガヨマウンテン」
→スマトラ島でありながら
スマトラ式だけでない多様な精製方法が
採用されている。
ウォッシュド(水洗式)
ハニープロセス
ワイニープロセスなど
ガヨマウンテンの特徴

次に、
「ガヨマウンテンの特徴」
について取り上げていきます。
ガヨマウンテンの栽培には
インドネシアの他の地域とは違った
特徴的な点がいくつかあります。
栽培地域の地形的な要因などによって
これまで「非効率でしかない」
とされてきた事柄が
今日では
「手作業による栽培」「オーガニック農法」
といった形で注目を集めています。
【ガヨマウンテンの特徴】手作業によるコーヒー栽培
ガヨマウンテンの特徴一つ目は
「手作業によるコーヒー栽培」です。
ガヨマウンテンを栽培している
タワール湖周辺のガヨ高地は
地形が非常に険しく、
木々がうっそうと生えている環境になります。
そのため、
物理的な問題で大規模な機械を導入できず
コーヒー栽培~収穫までを
「農家さんが手作業で行っています」
これはガヨのコーヒー農家の特徴であり
今日のコーヒー市場では
“機械化されていない”という点が
注目と評価を集める要因にもなっています。
【ガヨマウンテンの特徴】有機農法で農薬や化学肥料に頼らない
ガヨマウンテンの特徴2つ目は
「農薬や化学肥料に頼らないコーヒー栽培」
です。
ガヨマウンテンのコーヒー栽培で
もう一つ注目すべき点として
農薬や化学肥料に頼らずにコーヒー栽培を
行っていることが挙げられます。
ここからは当ブログを運営する
「アマドコーヒー」の取引先である
ガヨマウンテンを栽培する現地農家さんから
教えていただいた情報を取り上げていきます。
ガヨの農家では
各小規模農家がコーヒー栽培について
自己学習を重ねていて、
様々な品質向上策を行っているようです。
当方がお話を聞いた農園では
コーヒー農園内に
「オレンジ」「アボカド」「ラムトロ(マメ科の植物)」
などを植える事で、
陰木(シェードツリー)の役割と
農園土壌の生物多様性向上を図っている
とのことです。
また、肥料には
コーヒーチェリーの果肉や果皮なども使い
持続可能なコーヒー栽培にも寄与している
とのことでした。
化学肥料や農薬を使う事で病害が虫害など
からコーヒーを守ることが多い中で
自然に優しく、人間にも優しい
コーヒー栽培を今日も続けていることは
非常に注目すべきことだと思います。
まとめ

今回は
「ガヨマウンテン(ガヨコーヒー)の特徴」
について解説をしてきました。
最後までご覧いただきありとうございました!
当ブログ「アマドコーヒー」では
インドネシアコーヒーについての情報を
日々発信しています。
ぜひ他の記事もご覧くださいね!



