こんにちは
こちらは「アマドコーヒー」です!
今回は“商品開発記⑥”
シングルオリジンロブスタコーヒー
「沈殿コーヒーパック試作」
について取り上げていきます。
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【アマドコーヒー商品開発記①「生豆産地」】
コーヒー豆販売に向けた進捗状況を「週1ペース」でご報告していきます!#アマドコーヒー #コーヒー #ロブスタコーヒー
今日の記事は”商品開発記”「コーヒー生豆産地」について取り上げています。https://t.co/xh8AUhgmH8— アマドコーヒー【インドネシアコーヒー🇮🇩】 (@ahmad_coffee_S) September 2, 2025
当ブログを運営する
「アマドコーヒー」は
2025年9月現在、
自治体の補助金を受けながら
シングルオリジンロブスタコーヒーの
(インドネシア スマトラ島 ランプン州産)
商品化に向けた調査と試作を行っています。
今後、地域のロースターさん
xフォロワーのみなさんを対象とした
試飲会も予定しているところです。
記事カテゴリー「商品開発記」では
今後もシングルオリジンロブスタ商品化への
進捗状況をお届けしていきます。
ご覧いただけると
商品開発の励みになりますので、
今後ともよろしくお願いいたします。
第6回目の今回は
「コーヒーパック試作」
について取り上げていきます。
【10月8日】先週の進捗状況
シングルオリジンロブスタコーヒー開発
まずは、「先週の進捗状況」
について取り上げていきます。
先週の動きとしては
アマドコーヒーと同じ地域にある
ロースターさんにテストして頂いた
コーヒー豆が返ってきました。
2軒のロースターさんにご協力いただき
ランプンロブスタコーヒーの
焙煎とテイスティングをしていただきました。
結果の詳細と今後の方針については
次週のテーマとして
詳しく取り上げたいと思います。
ぜひ次週の記事をお楽しみにしてください!
今週のテーマ「沈殿コーヒーパック試作」の目的
ここからは今週のテーマ
「沈殿コーヒーパック試作」について
取り上げていきます。
先週までの記事では
“「インドネシア式沈殿コーヒー」を
日本向けの形で商品化したい”
ということについて取り上げてきました。
その記事の中で
沈殿コーヒーを日本で商品化する上での
課題として
「淹れづらい」
「飲みづらい」
「片付けづらい」
という3点が挙げられました。
そもそも沈殿コーヒーというものは
手間がかかるものなのですが、
日本向けにアレンジできないかと考えた結果
ティーパックのような
「沈殿コーヒーパック」を試作することにしました。
沈殿コーヒーパック試作【日本向け沈殿コーヒー】
ここからは、
ランプンロブスタコーヒーを使った
「沈殿コーヒーパックの試作」の様子を
取り上げていきます。


「作り方」はシンプルに
極細挽きにしたランプンロブスタコーヒーを
コーヒーパックに入れていきます。
完成したコーヒーパックが
▽こちらです▽
沈殿コーヒーと同じく
「極細挽き」になっていますが、
パックの網目からコーヒー粉が
外に出ることはありませんでした。
これをカップに入れてお湯を注いで
コーヒーを淹れていきたいと思います。
沈殿コーヒーパックの味とは?
完成した沈殿コーヒーパックで
コーヒーを淹れていきます。
カップにコーヒーパックを入れて
お湯を(250ml)入れていきます。
比較対象として
普通の手順(パックを使わずに直入れ)で
沈殿コーヒーを同時に作っていきます。
極細挽きランプンロブスタコーヒーを
直接カップに入れていきます。
並べるとこんな感じ
(画像はどちらもお湯を入れる前)
お湯を入れて「2分後」がこちら
味見をしてみましたが、
“まだ薄い”感じがしました。
パックを戻してプラス2分抽出させます。
(合計4分)
比較対象の沈殿コーヒーも
引き続き抽出させていきます。
こちらが合計4分抽出させた
コーヒーパックです。
再び味見をすると
今度は薄い感じはなく、
しっかりとコーヒーが抽出されていました。
比較対象の沈殿コーヒーと飲み比べても
味に変化はありませんでした。
(パックに入れたことによる味への影響はなし)
片付けのしやすさについても
コーヒーパックを捨てるだけなので、
通常の沈殿コーヒーのように
コーヒー粉が散らかるわずらわしさは
ありませんでした。
結論
最後に、
「沈殿コーヒーパック試作の結論」
について取り上げていきます。
「沈殿コーヒーパック」のメリット
沈殿コーヒーが抱えていた課題である
「淹れづらい」
「飲みづらい」
「片付けづらい」
を解決することができました。
さらに、
コーヒーをパックに入れた事による
味への影響はほとんどなく
沈殿コーヒーとほぼ同じ味わいを
再現することができました。
利便性を向上させつつ、
沈殿コーヒーの味わいを再現できたこと
「沈殿コーヒーパック」のデメリット
インドネシア感(オリジナル感)は薄れます。
カップに直入れの沈殿コーヒーこそ
“本来の沈殿コーヒー”
という部分はあるかもしれません。
本場感(インドネシア感)は薄れてしまう
今後にどう生かす?
今回、沈殿コーヒーパックを試作してみて
“インドネシア式沈殿コーヒーを
日本でも手軽に味わえる商品”
にはなったかと思います。
ランプンロブスタの良さを
最も引き出せる淹れ方は
「沈殿コーヒー」だと思いますし、
沈殿コーヒーを日本向けにアレンジした形が
今回試作した「沈殿コーヒーパック」です。
ロブスタ種コーヒーである
ランプンロブスタを
ストレートで商品化するのは
数多くの壁があります。
(ロブスタのイメージなど)
しかし、
「コーヒー値上げ」や「2050年問題」が
懸念される中で
なんとかロブスタも美味しく飲める形で
日本のコーヒーファンの皆さんに
お届けしたいと思っています。
今後とも、
「シングルオリジンロブスタ開発記」を
更新していきますので
ご覧いただけたら嬉しいです。
まとめ
今回は“商品開発記⑥“
シングルオリジンロブスタコーヒー
「沈殿コーヒーパック試作」
について解説をしてきました。
今後とも、
「週1ペース」で“商品開発記シリーズ“を
更新していきます。
当方「アマドコーヒー」の
“シングルオリジンロブスタコーヒー”
商品開発の進捗状況をご覧いただけたら
とても嬉しいです。
最後までご覧いただきありとうございました!
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インドネシアコーヒーについての情報を
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