こんにちは

こちらは「アマドコーヒー」です!

今回は“商品開発記⑤”
シングルオリジンロブスタコーヒー
「Kapal Api飲み比べ」
について取り上げていきます。

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当ブログを運営する
「アマドコーヒー」
2025年9月現在

自治体の補助金を受けながら
シングルオリジンロブスタコーヒー
(インドネシア スマトラ島 ランプン州産)
商品化に向けた調査と試作を行っています。

今後、地域のロースターさん
xフォロワーのみなさんを対象とした
試飲会も予定しているところです。

記事カテゴリー「商品開発記」では
今後もシングルオリジンロブスタ商品化への
進捗状況をお届けしていきます。

ご覧いただけると
商品開発の励みになりますので、
今後ともよろしくお願いいたします。

第5回目の今回は
「Kapal Api飲み比べ」
について取り上げていきます。




【9月29日】先週の進捗状況

シングルオリジンロブスタコーヒー開発
まずは、「先週の進捗状況」
について取り上げていきます。

先週の動きとしては
9月24日(水)にSCAJ2025に行ってきました。

インドネシアブースでは
ロブスタコーヒーも展示されていました。

コーヒーの試飲をしたり、
インドネシアコーヒーの輸入について
スタッフの方とお話することができました。

滞在時間は短かったですが、
多くの収穫があった初SCAJだったと思います。

今週のテーマと目的

 

ここから今週の本編です。

今週のテーマは

インドネシアで最も人気があるロブスタ
「Kapal Api」
アマドコーヒーが商品化を進めている
「ランプンロブスタ」
飲み比べたいと思います。

目的としては

現地で人気があるロブスタの味を知って
日本でのロブスタ商品化の参考にする為です。

インドネシアで最も人気があるロブスタコーヒー「Kapal Api」

まずは、インドネシアで最も人気がある
ロブスタコーヒー商品
「Kapal Api」について取り上げていきます。

こちらが
「Kapal Api(カパールアピ)」の
パッケージになります。

日本でもたまに見かける事がありますので
ご存知の方もいるかもしれません。

「蒸気船」がシンボルの
こちらのコーヒーは
インドネシアの有名コーヒーブランドであり

東南アジア最大規模のコーヒー焙煎企業
「PT.Santos Jaya Abadi」
販売している商品になります。

参考記事
▽「PT.Santos Jaya Abadi」のオフィシャルサイト▽
※リンク先はインドネシア語のページです

こちらの画像は
2024年にインドネシアで行われた
人気なコーヒーを選ぶアンケートの結果です。

このアンケートで一番票を集めたコーヒーは
「Kapal Api(45%)」になっています。

アマドコーヒー取引先である
スマトラ島コーヒー農園の方に
「Kapal Api」について聞いてみると

このように言っていました。

「安くて美味しいので人気がある」

→10,000ルピア(約100円)ぐらいで買えるらしい。

「最近は同じシリーズの砂糖が入った
インスタントコーヒーの方が人気」

→1杯分ごとにインスタントコーヒーと砂糖がパッケージされた商品が人気とのこと。

「Kapal Api」を実際に飲んでみた


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続いて、
「Kapal Api」を実際に飲んでいきます。

「Kapal Api」シリーズには
多くの種類がありますが

今回は「Kopi Bubuk(コピブブック)」
と表記された、
沈殿コーヒー用に極細挽きにされた商品を
購入しました。

使われているロブスタコーヒーの産地
記載がありませんでした。
インドネシア産ロブスタではありますが
様々な産地のものが混ざっているものと思われます。

こちらを
沈殿コーヒーにして飲んでいきます。


(パッケージ裏の沈殿コーヒーの作り方)

飲んでみた感想としては
これまで当方で商品化を目指していた
「ランプンロブスタ」と比べて、

「Kapal Api」の方が
香ばしさが強く、苦味が少なかったです。

麦茶っぽい感じが強いです。

苦味というよりも
香ばしさを楽しむ飲み物というイメージ

おそらく焙煎も「深煎り」ではあるが、
そこまで焼き過ぎない具合だと思われます。

ロブスタ独特の土っぽいクセ(アーシー)
そこまで強くなかったので、
とても飲みやすい味でした。




日本でのロブスタ商品化にどう生かす?

今回、インドネシアで人気のロブスタ
「Kapal Api」を実際に飲んだ訳ですが

現在、当方が商品化を進めている
ランプンロブスタとかなり味が違いました。

どちらが良いという訳ではなく、
それぞれの産地や精製方法、焙煎具合など
による違いだと思います。

それぞれの違いをまとめると
このような感じになります。

「Kapal Api」は
香ばしさが強く、苦味は少ない
アーシーな感じも少なく飲みやすい。

「ランプンロブスタ」は
マンデリンの特徴でもある
「アーシー」な感じが強い。
シナモンのようなスパイス感もあり、クセが強め。
(京都の八つ橋のような独特の薬草感

現在、地元ロースターさんに
ランプンロブスタの
テストをしていただいています。

具体的な方向性は結果を受けてから
検討していきたいと思います。

まとめ

今回は商品開発記⑤
シングルオリジンロブスタコーヒー
「Kapal Api飲み比べ」
について解説をしてきました。

今後とも、
「週1ペース」商品開発記シリーズ
更新していきます。

当方「アマドコーヒー」の
“シングルオリジンロブスタコーヒー”
商品開発の進捗状況をご覧いただけたら
とても嬉しいです。

最後までご覧いただきありとうございました!

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インドネシアコーヒーについての情報を
日々発信しています。

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