こんにちは
こちらは「アマドコーヒー」です!
今回は“気になるコーヒーニュース”
「トランプ関税とコーヒー」
について取り上げていきます。
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最近話題になっている
トランプ大統領の追加関税である
「トランプ関税」
このトランプ関税の導入で
今後のコーヒー価格はどうなるのか?
今日の記事では
「トランプ関税と今後のコーヒー価格」
について取り上げていきます。
コーヒー相場は一時的に落ち着く
コーヒー価格の指標である
ニューヨーク市場(アラビカ種)、
ロンドン市場(ロブスタ種)は
4月17日現在、
2025年1月~2月につけた最高値から
1割ほど安くなっています。
『コーヒー相場、トランプ関税で冷める 「無関税」終幕で1割安』
日本経済新聞 4月22日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB036O30T00C25A4000000/
これはトランプ関税の導入で
コーヒーの小売り価格の値上がり、
それを受けたアメリカでの
コーヒー需要の減少が予想されたための
ものであるとされています。
これまでコーヒーに関税はなかった
「トランプ関税とコーヒー」
というテーマで今回記事を書いていますが、
そもそも、アメリカが
「コーヒーに関税かけるの?」
と疑問に思う方もいると思います。
関税は
“海外からの
輸入品に税金を上乗せすることで
価格競争において国内の企業を守る”
というものになります。
しかし、アメリカで流通している
コーヒーの”ほとんどは輸入品”です。
そのため、
これまでコーヒーに
関税はかけられていませんでした。
守るべき国内企業が少ないですから。
トランプ関税はコーヒーも課税対象
ここまで書いてきたよに
関税の対象外であったコーヒーですが、
トランプ関税では
コーヒーも関税の対象になりました。
①すべての輸入品に10%の追加関税
②相互関税により国別に関税を上乗せ
この2段階で関税が課されます。
ロブスタコーヒーの最大輸出国である
ベトナムでは
①と②の合計が「46%」になります。
『トランプ氏、ベトナムは対米関税の撤廃に意欲-両首脳が電話協議』
ブルームバーグ 2025年4月5日
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-04-04/SU7CMEDWRGG000
アラビカコーヒーの輸出国である
ブラジルやコロンビアでは
①と②の合計は「10%」となるようです。
『ブラジル政府、トランプ米政権の追加関税措置を批判』
ジェトロ(日本貿易振興機構) 2025年4月7日
https://www.jetro.go.jp/biznews/2025/04/3cce1e84e91d7782.html
日本のコーヒー値上げへの影響
トランプ関税による
日本のコーヒー価格への影響は
どうなるのでしょうか。
現時点では
アラビカ種とロブスタ種で
異なる予想がされています。
レギュラーコーヒーやカフェ喫茶店などで
使用されているアラビカ種コーヒーは
「今後も値上げが続く」
と予想されています。
一方で、
インスタントコーヒーや缶コーヒーなどで
使用されているロブスタ種コーヒーは
「現在の価格を維持、または下落する」
と予想されています。
ロブスタ種の価格は下がる?
トランプ関税ではロブスタコーヒーに対して
高い関税がかけられる予定であり、
ベトナムやインドネシアでこれまで
アメリカに輸出していた
ロブスタ種が行き場を失う可能性があります。
そうなった場合には
日本でのロブスタ種の価格は
現在よりも下がると見られています。
アラビカ種は今後も値上げ
ロブスタ種と比べると
アラビカ種の関税率は低めになります。
しかしながら、
ロブスタ種よりも
高品質とされているアラビカ種は
もともとの価格が高いです。
その上、
アメリカではロブスタには高関税が
かけられるとロブスタ需要は減り
アラビカ需要は高まることが予想されます。
そうなった場合には
アメリカとその他のコーヒー消費国が
アラビカ種コーヒーを奪い合う形になり、
日本でのアラビカ種コーヒーの価格は
今後も上昇が続くと予想されます。
まとめ
今回は
「トランプ関税とコーヒー」
について解説をしてきました。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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