こちらは「アマドコーヒー」です!
今回は“気になるコーヒーニュース”
「2025年のコーヒー値上げ」
について取り上げていきます。
BASEショップ「アマドコーヒー」にて
インドネシア・ロブスタコーヒーを
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スマトラ島ランプン州で育まれた
ロブスタコーヒーをぜひお試しください!
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昨年、大きな話題になった
“コーヒーの相次ぐ値上げ”
インスタントコーヒーから、
大手コーヒーチェーンのコーヒー、
コンビニコーヒーまでも
値段が上がっています。
「この値上げは2025年も続くのか?」
「なぜコーヒーは値上げされているのか?」
について調べてきましたので、
お届けしていきます!
コーヒーの値上げは2025年も続く
まずは、
「コーヒーの値上げは2025年も続く」
ということについてです。
残念ですが、
この記事を書いている2025年1月8日の時点で
既にコーヒーの値上げが発表されています。
キーコーヒー【2025年3月1日~】
キーコーヒー株式会社(本社:東京都港区、社長:柴田裕)は、2025年3月1日(土)よりコーヒー製品および関連製品を価格改定いたします。
近年、コーヒー生豆相場の高騰と為替相場の円安傾向が続き、依然としてコーヒー生豆の調達価格に多大な影響をもたらしており、コーヒー製品のコスト上昇は長期化することが懸念されております。
当社は、コスト上昇分の吸収に向けて取り組んでまいりましたが、企業内努力の限界を超える状況に至っていることから、下記の通り価格改定をさせていただくことといたしました。
今後も、品質第一主義のもと、生活者の皆さまへおいしいコーヒーをお届けするために、一層の努力をしてまいりますので、何卒、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
価格改定の対象となる製品
・家庭用製品
メーカー出荷価格の改定を実施させていただきます。
該当製品における小売店の実質店頭価格は10~20%程度の上昇が見込まれます。
なお、業務用製品の納入価格および、全国の直営ショップでの店頭価格については、順次改定を予定しております。
引用元: 製品の価格改定について
UCC【2025年3月1日~】
UCC上島珈琲株式会社(本社/兵庫県神戸市、資本金/10億円、社長/朝田文彦、以下UCC)は、2025年3月1日出荷分から、一部製品の価格を改定します。
UCCでは、高品質でおいしいコーヒーを安定してお届けするために、コスト削減や生産性向上はもとより、持続可能なコーヒー産業の実現に向けた様々な活動を推進しています。
しかし、世界的な需要増に反して、生産国では異常気象の影響など著しい生産量の伸びは期待できず、需給バランスはひっ迫しており、直近のコーヒー生豆国際相場は、1970年代以来の歴史的高値を記録、ここ1年間では約2倍に高騰しています。
また、為替相場における円安傾向、物流費等の高騰なども継続しており、コーヒー生豆の調達価格に大きな影響を及ぼしていることから、企業努力でコストアップを吸収し続けることが困難と判断し、2025年3月1日出荷分から、家庭用レギュラーコーヒー製品、インスタントコーヒー製品の一部のメーカー出荷価格の改定を実施させていただくことといたしました。その結果、小売店の実質店頭価格は、20~35%程度上昇するものと見込んでおります。なお、UCC直営のコーヒー豆の挽き売り業態「UCCカフェメルカード」「カフェノバール」での店頭価格、カプセル製品のメーカー出荷価格も順次改定させていただきます。
コーヒーを取り巻く環境は、今後も大きくかつ急激に変化することが懸念されますが、UCCは、引き続き、高品質でおいしいコーヒーをお届けできるよう、より一層の企業努力を続けてまいります。
何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
引用元: 一部製品の価格改定について
ネスレ日本【2025年2月1日~】
ネスレ日本株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役 社長 兼 CEO:深谷 龍彦、以下「ネスレ日本」)は、
一部の飲料製品、菓子製品の価格改定ならびに内容量変更を実施いたします。
長期的な円安傾向に加えて、原料価格の高騰が続く中、ネスレ日本では、可能な限りのコスト削減に
取り組み、対応してまいりましたが、企業努力で吸収することが困難な状況であるため、価格改定を
実施することにいたしました。
ネスレ日本は、今後も引き続き、コスト削減に取り組むとともに、高品質で手軽に楽しめるおいしい製品をお届けしてまいります。何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
なぜコーヒーは値上げされる?
続いて、
「コーヒーが値上げされている理由」
について取り上げていきます。
コーヒーがここまで相次いで
値上げされる背景には、
やむを得ない理由があります。
『コーヒーの2050年問題』です。
近年の地球規模の気候変動は
コーヒーの産地にも大きな影響をもたらしています。
ブラジルやベトナムといった
普段、私たちが飲むコーヒーを作っている国で
コーヒーの生産量が伸び悩んでいるのです。
さらに、それと同時に
嗜好品としてのコーヒー需要が
世界的に拡大しています。
需要は増え続けているものの、
供給が追い付かない、
現在、コーヒーはこのような状況にあるのです。
2050年までに半減する?
最後に先ほど少し触れた
「コーヒーの2050年問題」
について取り上げます。
この問題は気象変動などの影響で
2050年にはアラビカ種コーヒーを
栽培できる地域が半減すると言われているものです。
コーヒーには大きく分けて
アラビカ種とロブスタ種があり、
アラビカ種コーヒーの方がおいしいとされます。
しかし、ロブスタ種と比べると
植物の病気に弱く、
栽培できる環境条件も限られます。
(標高や気温、降雨量など)
そんなアラビカ種コーヒーが
栽培できる環境条件を満たす地域が
気候変動によって減少している訳です。
これは値上がりしても仕方がないですよね。
しかし、アラビカ種ほどおいしくないとされる
ロブスタ種コーヒーも改良が進められていて、
「ファインロブスタ」と
呼ばれるロブスタコーヒーも登場しています。
私個人的にはコーヒー需要に対応するカギは
ロブスタコーヒーが握っているのではないかと
考えています。
まとめ
今回は
「2025年もコーヒーの値上げは続くのか?」
について解説をしてきました。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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