こちらは「アマドコーヒー」です!
今回は“気になるコーヒーニュース”
「2025年のコーヒー値上げ」
について取り上げていきます。
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昨年、大きな話題になった
“コーヒーの相次ぐ値上げ”
インスタントコーヒーから、
大手コーヒーチェーンのコーヒー、
コンビニコーヒーまでも
値段が上がっています。
「この値上げは2025年も続くのか?」
「なぜコーヒーは値上げされているのか?」
について調べてきましたので、
お届けしていきます!
【2025年4月1日追記】コーヒー値上げ情報
2025年4月1日現在に発表されている
コーヒー関連の値上げ情報を追記します。
ネスレ日本【2025年4月1日納品分より】
「ネスカフェ ゴールドブレンド」や
「ネスカフェ アイスブレンド」などを販売する
ネスレ日本は“2025年4月1日納品分より”
コーヒー商品の値上げを発表しました。
以下はネスレ日本の
オフィシャルサイトからの引用です。
引用元:https://www.nestle.co.jp/media/pressreleases/20250130_nestle
ネスレ日本株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役 社長 兼 CEO:深谷 龍彦、以下「ネスレ日本」)は、
2025 年 4 月 1 日(火)納品分より、一部の飲料製品の価格改定を実施いたします。
長期的な円安傾向に加えて、コーヒー豆の高騰が続く中、ネスレ日本では、可能な限りのコスト削減に
取り組み、対応してまいりましたが、企業努力で吸収することが困難な状況であるため、価格改定を
実施することにいたしました。
ネスレ日本は、今後も引き続き、コスト削減に取り組むとともに、高品質で手軽に楽しめるおいしい製品を
お届けしてまいります。何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。引用元: 飲料製品(一部)の価格改定について
引用文から分かる
値上げの要因としては
・長期的な円安傾向
・コーヒー豆の高騰
になります。
具体的な値上げ対象商品については
▽こちらからご確認ください▽
https://www.nestle.co.jp/sites/g/files/pydnoa331/files/2025-01/20250130_nestle.pdf
UCC上島珈琲株式会社【5月1日出荷分より】
「UCCゴールドスペシャル」や
「UCC職人の珈琲」などを販売する
UCCは“2025年5月1日出荷分より”
コーヒー商品の値上げを発表しました。
以下はUCC上島珈琲のオフィシャルサイト
からの引用です。
引用元:https://www.ucc.co.jp/company/news/2025/rel250227.html
UCC上島珈琲株式会社(本社/兵庫県神戸市、資本金/10億円、社長/朝田文彦、以下UCC)は、2025年5月1日出荷分から、家庭用レギュラーコーヒー製品、飲料製品の一部の価格を改定します。
UCCでは、高品質でおいしいコーヒーを安定してお届けするために、コスト削減や生産性向上はもとより、持続可能なコーヒー産業の実現に向けた様々な活動を推進しています。
しかし、世界的な需要増や、生産国での異常気象による供給量の減少により、直近のコーヒー生豆国際相場(アラビカ種)は昨年12月にはおよそ半世紀ぶりに過去最高を記録し、ここ1年間で2倍以上にまで高騰しました。特に、今年に入ってから現在までの短期間に約30%も急騰し、さらに今月になってからも過去最高値を連日更新し続け、未だかつてない価格水準に達しています。加えて、円安基調やエネルギー高騰などがコーヒー調達価格をさらに底上げしている状況です。このようなコストアップを企業努力で吸収し続けることが困難であるため、UCCは、5月1日出荷分から、家庭用レギュラーコーヒー製品、飲料製品の一部のメーカー出荷価格を改定します。その結果、小売店の実質店頭価格は、15~30%程度上昇するものと見込んでおります。
コーヒーを取り巻く環境は、引き続き厳しい状況が続くものと想定されますが、UCCは今後も、高品質でおいしいコーヒーをお届けできるよう、より一層の企業努力を続けてまいります。
何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
引用元: 家庭用一部製品の価格改定について
引用文から分かる
値上げの要因として
・原材料費の高騰
(コーヒー豆の高騰)
・円安による影響
・エネルギー価格の高騰
これらが挙げられています。
コーヒー豆(特にアラビカ種コーヒー)は
確かに歴史的な高騰を見せています。
引用文にもあるように、
コーヒー産地のブラジルやベトナムで
自然災害による生産量の減少が起こりました。
それに加えて
嗜好品としてのコーヒー需要は
世界的に高まり続けているのが現状です。
需要は高まり続けているにもかかわらず、
供給が追い付いていないというのが
昨年から続くコーヒー豆の高騰に表れている訳ですね。
AGF味の素株式会社 【7月1日納品分より】
「ブレンディスティック」や
「ちょっと贅沢な珈琲店」などを販売する
AGFは“2025年7月1日納品分より”
コーヒー商品の値上げを発表しました。
以下はAGF味の素株式会社
オフィシャルサイトからの引用です。
引用元:https://agf.ajinomoto.co.jp/news/2025-03-31-2216.html
味の素AGF株式会社(代表取締役社長:島本 憲仁 以下、味の素AGF)は、2025年7月1日(火)納品分より、スティック58品種、インスタントコーヒー(調整品含む)34品種、スティックブラック30品種、レギュラーコーヒー29品種、パーソナルタイプドリップコーヒー25品種計176品種の価格改定を実施します。
円安の長期的継続による為替への影響も含めて、コーヒー豆をはじめとした各種原材料調達価格が高騰していることに加え、各種製造コストの上昇も重なり、企業努力でコスト増を吸収すべく取り組んでまいりましたが、全てを吸収することが困難であるため、一部商品での価格改定を実施させていただきます。
今回の価格改定による対象商品の店頭価格の上昇幅は商品により異なりますが、25%~55%と推測しています。味の素AGFは、これからも安全で高品質な商品の提供と嗜好品市場の活性化に向けて一層努力してまいります。何卒、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
引用元: 家庭用一部商品価格改定のお知らせ
引用文から分かる
値上げの要因は
・円安の長期的な継続
・原材料調達価格の高騰
(コーヒー豆の高騰)
になります。
値上げ対象となる
具体的な商品名については
AGF味の素株式会社のオフィシャルサイトを
ご確認ください。
▽具体的な値上げ商品はこちら▽
https://agf.ajinomoto.co.jp/news/2025-03-31-2216.html
なぜコーヒーは値上げされる?
続いて、
「コーヒーが値上げされている理由」
について取り上げていきます。
コーヒーがここまで相次いで
値上げされる背景には、
やむを得ない理由があります。
『コーヒーの2050年問題』です。
近年の地球規模の気候変動は
コーヒーの産地にも大きな影響をもたらしています。
ブラジルやベトナムといった
普段、私たちが飲むコーヒーを作っている国で
コーヒーの生産量が伸び悩んでいるのです。
さらに、それと同時に
嗜好品としてのコーヒー需要が
世界的に拡大しています。
需要は増え続けているものの、
供給が追い付かない、
現在、コーヒーはこのような状況にあるのです。
2050年までにコーヒー耕地が半減する?
最後に先ほど少し触れた
「コーヒーの2050年問題」
について取り上げます。
この問題は気象変動などの影響で
2050年にはアラビカ種コーヒーを
栽培できる地域が半減すると言われているものです。
コーヒーには大きく分けて
アラビカ種とロブスタ種があり、
アラビカ種コーヒーの方がおいしいとされます。
しかし、ロブスタ種と比べると
植物の病気に弱く、
栽培できる環境条件も限られます。
(標高や気温、降雨量など)
そんなアラビカ種コーヒーが
栽培できる環境条件を満たす地域が
気候変動によって減少している訳です。
これは値上がりしても仕方がないですよね。
しかし、アラビカ種ほどおいしくないとされる
ロブスタ種コーヒーも改良が進められていて、
「ファインロブスタ」と
呼ばれるロブスタコーヒーも登場しています。
私個人的にはコーヒー需要に対応するカギは
ロブスタコーヒーが握っているのではないかと
考えています。
コーヒーの値上げは2025年も続く
まずは、
「コーヒーの値上げは2025年も続く」
ということについてです。
残念ですが、
この記事を書いている2025年1月8日の時点で
既にコーヒーの値上げが発表されています。
キーコーヒー【2025年3月1日~】
キーコーヒー株式会社(本社:東京都港区、社長:柴田裕)は、2025年3月1日(土)よりコーヒー製品および関連製品を価格改定いたします。
近年、コーヒー生豆相場の高騰と為替相場の円安傾向が続き、依然としてコーヒー生豆の調達価格に多大な影響をもたらしており、コーヒー製品のコスト上昇は長期化することが懸念されております。
当社は、コスト上昇分の吸収に向けて取り組んでまいりましたが、企業内努力の限界を超える状況に至っていることから、下記の通り価格改定をさせていただくことといたしました。
今後も、品質第一主義のもと、生活者の皆さまへおいしいコーヒーをお届けするために、一層の努力をしてまいりますので、何卒、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
価格改定の対象となる製品
・家庭用製品
メーカー出荷価格の改定を実施させていただきます。
該当製品における小売店の実質店頭価格は10~20%程度の上昇が見込まれます。
なお、業務用製品の納入価格および、全国の直営ショップでの店頭価格については、順次改定を予定しております。
引用元: 製品の価格改定について
UCC【2025年3月1日~】
UCC上島珈琲株式会社(本社/兵庫県神戸市、資本金/10億円、社長/朝田文彦、以下UCC)は、2025年3月1日出荷分から、一部製品の価格を改定します。
UCCでは、高品質でおいしいコーヒーを安定してお届けするために、コスト削減や生産性向上はもとより、持続可能なコーヒー産業の実現に向けた様々な活動を推進しています。
しかし、世界的な需要増に反して、生産国では異常気象の影響など著しい生産量の伸びは期待できず、需給バランスはひっ迫しており、直近のコーヒー生豆国際相場は、1970年代以来の歴史的高値を記録、ここ1年間では約2倍に高騰しています。
また、為替相場における円安傾向、物流費等の高騰なども継続しており、コーヒー生豆の調達価格に大きな影響を及ぼしていることから、企業努力でコストアップを吸収し続けることが困難と判断し、2025年3月1日出荷分から、家庭用レギュラーコーヒー製品、インスタントコーヒー製品の一部のメーカー出荷価格の改定を実施させていただくことといたしました。その結果、小売店の実質店頭価格は、20~35%程度上昇するものと見込んでおります。なお、UCC直営のコーヒー豆の挽き売り業態「UCCカフェメルカード」「カフェノバール」での店頭価格、カプセル製品のメーカー出荷価格も順次改定させていただきます。
コーヒーを取り巻く環境は、今後も大きくかつ急激に変化することが懸念されますが、UCCは、引き続き、高品質でおいしいコーヒーをお届けできるよう、より一層の企業努力を続けてまいります。
何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
引用元: 一部製品の価格改定について
ネスレ日本【2025年2月1日~】
ネスレ日本株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役 社長 兼 CEO:深谷 龍彦、以下「ネスレ日本」)は、
一部の飲料製品、菓子製品の価格改定ならびに内容量変更を実施いたします。
長期的な円安傾向に加えて、原料価格の高騰が続く中、ネスレ日本では、可能な限りのコスト削減に
取り組み、対応してまいりましたが、企業努力で吸収することが困難な状況であるため、価格改定を
実施することにいたしました。
ネスレ日本は、今後も引き続き、コスト削減に取り組むとともに、高品質で手軽に楽しめるおいしい製品をお届けしてまいります。何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
まとめ
今回は
「2025年もコーヒーの値上げは続くのか?」
について解説をしてきました。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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