こんにちは
こちらは「アマドコーヒー」です!
今回は“コーヒーのギモン”
「日本でコーヒー栽培はできるのか?」
について取り上げていきます。
この記事を書いている2024年12月現在
“コーヒーの度重なる値上げ”
が話題になっています。
気候変動や災害、
世界的なコーヒー需要の高まりなどが
理由と言われていますよね。
このニュースを見ていて
「日本でもコーヒーを作ればいいんじゃない?」
そう思った人もいるでしょう。
そこで今回の記事では
「国産コーヒーづくりのいま」
について解説していきます!
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日本でもコーヒーは作れる?
まず、そもそも
「日本でコーヒーを作る事は可能なのか?」
ということについてです。
この疑問の回答としては
「日本でも一部地域でコーヒー栽培が可能」
になります。
コーヒーベルトとコーヒー栽培
世界のコーヒー産地として有名なのが
南米ならブラジルなど
アフリカならエチオピアなど
中東ならイエメンなど
アジアならインドネシアやベトナムなど
といった感じでしょうか。
これらの地域は
「コーヒーベルト」と呼ばれる
コーヒー栽培に適した気候帯に含まれています。
日本でも一部地域でコーヒー栽培可能
ここまで「コーヒーベルト」について
解説してきました。
赤道から南北25度の地域が
コーヒー栽培に向いていると…
そう、
日本はコーヒーベルトに含まれていません。
日本の近くで言うと
台湾がぎりぎりコーヒーベルトに入る
ぐらいのイメージですね。
コーヒーベルトから外れている
日本ですが、
沖縄や鹿児島の一部、
小笠原諸島の一部地域にて
コーヒー栽培は行われています。
国産コーヒー栽培はどこでされている?
日本でコーヒー栽培がされている地域は
ごく一部であり、
沖縄・鹿児島・小笠原諸島など
南の気候が温暖な地域になります。
最近では温室(ハウス)を使って
上に挙げた地域以外でも
コーヒー栽培をする地域が出てきています。
地球温暖化によって
コーヒーベルトの地域が北上しているとも
言われていて、
日本でも栽培可能な地域が広がっていく
可能性もあるのではないでしょうか。
国産コーヒー栽培の課題
ここまで、日本でも一部地域で
コーヒー栽培がおこなわれている
という事についてご紹介してきました。
しかし、国産コーヒーを飲んだことがある
という方は少ないのではないでしょうか?
私も飲んだことがありません。
まだまだ生産量が少なく、
日本の気候に適した栽培方法が
確立されていないということになります。
特に日本でコーヒーを栽培する上で
台風の存在は無視できないようです。
国産コーヒーを栽培している地域
特に沖縄や小笠原諸島などは
台風の被害を受けやすい地域ですよね。
コーヒーにとって十分な雨量は必要ですが、
台風の強風はコーヒー自体や
温室などの施設へのダメージが大きいです。
生産者さんは対策として
防風ネットを活用したり、
地形(谷のような傾斜)を利用するなど
試行錯誤を続けられています。
コーヒーに限ったことではありませんが
作物と天災の戦いは非常に難しいですよね。
コーヒーの2050年問題
最後に気候変動などによる
コーヒーの生産量減少が危惧されている
「コーヒーの2050年問題」
について取り上げます。
この問題について
キーコーヒーのHPにて
分かりやすい解説がありましたので、
引用させていただきます。
世界中で多くの人に親しまれているコーヒーですが、今、ある問題に直面しています。
それは、地球温暖化の問題。農作物であるコーヒーは、環境の変化の影響を受けやすいのです。
地球温暖化の問題は、単に温度の上昇だけではなく、湿度の上昇や降雨量の減少など、さまざまな変化を引き起こします。
こうした気候変動は、コーヒー栽培にも影響を及ぼします。
気温や湿度の上昇により、さび病というコーヒーにとってもっとも深刻な病気が発生しやすくなり、収穫量の減少や、品質低下を招きます。被害が拡大すれば、コーヒー生産から撤退する生産者も出てくるかもしれません。引用元: コーヒーの2050年問題
気候変動は世界規模で起こっており
コーヒーの安定供給に深刻な影響をもたらします。
『2050年までにアラビカ種のコーヒー栽培に
適した土地は2000年の半分になる』
と言われており、
差し迫った問題であることがわかりますね。
今回ご紹介したように
日本でもコーヒー作りをする動きもあり、
これまでコーヒーを作っていなかった地域が
新たなコーヒーの産地として
コーヒー栽培をはじめることも必要かもしれません。
まとめ
今回は
「日本でコーヒー栽培はできるのか?」
について解説をしてきました。
当ブログ「アマドコーヒー」では
インドネシアコーヒーについての情報を
日々発信しています。
ぜひ他の記事もご覧くださいね!